「3層吹抜けのある高気密・高断熱の家」 大阪市F様の声
今回のインタビューは大阪市港区のF様ご一家です。
「基礎や外断熱、遮音などとにかく構造と性能がしっかりした家を建てたい!!」と打合せ当初からこだわりたい部分がはっきりされており、SE構法「重量木骨の家」をご選択されました。
木製サイディングを生かした外観デザインもご近所で大注目の2世帯住宅です。今回は3Fのご長男世帯のリビングでお話しを伺いました。
ご家族構成: お父さん・お母さん・ご長男夫妻・次男
お引渡し日: 平成16年10月
インタビュアー: 奥田・山本
奥田:
お引越しからもうすぐ半年になりますね、新しいお家の住み心地はいかがですか?
お父さん:
とにかく空間が開放的で、この勾配天井なんか圧迫感がないのがいいねえ。
奥田:
そうですね。この家は壁も屋根も外断熱工法にしているので、特に天井は可能な限り高くとることができたんですよ。
お父さん:
あと引っ越して気付いたんだけれど、床が違うね。歩いた時に安定感があるよ。
前の家は鉄骨造で15〜16年ぐらい住んでいたんだけど、今から思うと床がきしんだりして薄っぺらな感じだったね。
奥田:
Fさんの家はSE構法の中でもかなりハイスペックな仕様をご選択されていますからね。床のSE-Fパネル(※1)が歩いた時の振動を抑えたり、あと特に2世帯住宅なのでFさんが気にされていた上下階の音を遮る効果があったりするんです。
ご主人:
それはあるね。この辺は車の往来が多いから外の音はちょっと聞こえるんだけど、室内の上下階の音は気にならないね。
若奥さん:
私もそう思います。
お父さん:
あともうひとつ感心したのが、この間エアコンを電気店に取付けてもらったんだけど外壁にスリーブ穴開けるのすごく苦労していたよ〜、外壁の木も中の断熱材もすごく分厚くて!なかなか壁の穴が開かなくて、5台取り付けるのに朝から晩まで1日めいっぱいかかった(笑)。
工事の人には「これだけ構造のしっかりした家は珍しい」って言ってもらえたよ。
山本:
第3者の方にそう言ってもらえるのは嬉しいですよね。特にエアコン工事の職人さんなら他のお家をたくさん見てるでしょうからね。
お父さん:
家を建てているときに何度か中を見学してはいたけれど、私たちは基本的に出来上がった家を見ているからねえ。
打合せの時に社長さんからSE構法の重量木骨構造の説明をしてもらって納得はしていたけど、よその人から言われて「ああそうか、やっぱりしっかりした構造なんだなあ」って改めて実感しましたよ。
奥田・山本:
ありがとうございます!ところで、ご入居後初めての冬が過ぎたところですけれど住み心地はいかがですか?
ご主人:
冬の暖房はね〜床暖房だけで後は何も要らなかったの。あれは暖かいねえ。
山本:
床暖房だと足元からほわっと暖かい空気が立ち上ってきますものね。
ガスの床暖房なので電気式より温度も高くなりますしね。
奥田:
若奥さんが今お腹に赤ちゃんがいらっしゃるから、お引越し後間もない慣れないお家で大丈夫かな?と思っていたんですよ。
若奥さん:
いえいえ本当に毎日快適に過ごしています。
ご主人:
私たちの寝室は2Fなんだけど、寝る時もエアコンつけてないのに全然寒くないの!家中がほわ〜っと暖かい感じ。
ご主人・若奥さん:
僕らが前住んでいたマンションの方が寒かったな。
山本:
おお〜、マンションや社宅から一戸建てに引越しされた方は、ほとんど最初の冬は「寒い」って言われるのに・・・。
ご主人:
前のマンションでは冬はホットカーペットがんがんかけて布団かぶってたけど、ここでは床暖房と薄いひざ掛けぐらいで大丈夫やったもんな。時には床暖房も「熱い」って切ったりしてたし・・・(笑)。
山本:
床暖房のふく射熱は一度暖まるとなかなか冷めにくいんですよ。
お父さん:
去年までは寝るときに電気毛布を使っていたけど、ここに引っ越して全然使わないから捨てた(笑)!それほどまで違うんですよ・・・これまでの家と。
奥田:
Fさんの家は外断熱と気密フィルムによる施工をしていますので、一度室内が暖まると外部に逃げにくいんです。
「高気密・高断熱」に関してはお父さんが最初に私たちの事務所を訪ねてきていただいたときから最もこだわられていた部分だったので、僕たちも細心の注意を払って設計・施工しましたし、こうして具体的な効果を伺うと本当に嬉しいですね。
お父さん:
やっぱり生活をする上でちゃんとしておかなければいかん部分やからね、これから長く住むことになるからね。
山本:
室内の例えばキッチンとかは後でリフォームもできますけれど、断熱や構造部分は建てる時に決まってしまいますものね。ところでFさんのお家では大きな窓をたくさんとっているのですが、日当たりはいかがですか?
若奥さん:日当たりはすっごくいいですよ〜私たちのリビングがある3Fだけでなく1Fも2Fも。
家の中で日焼けするんちゃうかと思うぐらい(笑)。
あと前のマンションでは冬結露がすごかったけど、この冬はほとんどガラスに露がつかなかったんですよ。
山本:
確かに今日は曇りなのに明るいですよね〜(インタビュー時はAM10:00頃)。これなら昼間は照明つけなくても全然大丈夫ですね。
山本:
Fさんのお家で、これはやっておいて良かったというところはありますか?
ご主人:
リビングの壁に貼ってもらったレンガ調の「エコカラット」タイル!これは本当に雰囲気いいですねえ〜。
若奥さん:
お義母さんが「霧吹きで水をかけたらサーっと吸い込んでいってびっくりした」って言ってました。
山本:
「エコカラット」タイルには湿度を調節したり臭いや有害物質を吸着する機能がありますからね。
これから赤ちゃんが生まれるFさん家のリビングには最適ですよ。
ご主人:
友達が遊びに来ても、すごく好評なんですよ。
若奥さん:
みんなリビングに入って最初にずどーんとしたこの大きな空間と勾配天井の梁現しに驚くみたい、「うわあ、広いな〜」って(笑)。
ご主人:
寝転がって天井眺めているとかなり気持ちいいですよ。天井のピーリング板張りも提案してもらって本当によかったです。
山本:
このエコカラットと天井のピーリングでお部屋の雰囲気がぐぐっと良くなっていますもんね。
窓につけられている淡黄色のカーテンや家具などのナチュラルな雰囲気のインテリアにもよく合っていますね。
ご主人:
リビングの壁一面にAVラックを兼ねた製作家具を造ってもらったけど、あれは本当によかったです。何でも入るし飾れるし。
山本:
まだまだいっぱい空いてますもんね。
奥田:
間取りで気に入っていらっしゃるところはありますか?
お父さん:
階段の吹抜けはすごくいい空間やね〜。
奥田:
吹抜け階段を音が抜けたり響いたりというのは気にならないですか?
ご主人:
そういう音は全然気にならないですね・・・逆に誰かが帰ってきたっていう気配が分かっていいですね。
山本:
2世帯住宅で親・子世帯の居住空間が別れていても、家族の気配がお互いに感じられるというのは良いですね。
奥田:
吹抜け階段のスチールとワイヤー製のオープン手摺りは、お子さんが生まれてヨチヨチしだしたら危なくないように何か対策考えないといけませんね。網をかけるとかね。
ご主人・奥様:
そうですね、また何か方法あったら教えてください。
ご主人:
でも3F建てで、こんな敷地いっぱいのプランの住宅ってできたんですね、今まで見たことなかった。
奥田:
Fさんの土地の条件もよかったんです。通常は斜線制限の関係で上階になるほど天井の高さが抑えられてしまうんですけど、ここは角地で前面道路が広いこともあって法規制の緩和(※)を適用した最大限の床面積と天井高をとることができたんですよ。
ビルトインガレージも組み込めましたしね。工事中もよく近所の方に「こんなに敷地いっぱい建ててもいいの?」って聞かれました(笑)。大阪市内でこんなに敷地いっぱいに家を建てているのが珍しかったみたいですね。 (※2)
ご主人:
あと、こういう木を活かした外観の家ってよそではあまりないね〜?!普通だったら外壁はタイルとかなのに、木製サイディングですごく個性的な外観のデザインにしてもらってね。
山本:
タイルやサイディングでは出せない木の温かみがいい雰囲気ですよね。
奥田:
外部の足場を撤去するとき、見物人がすごく多かったんですよ。建物の外観があらわになるのを通りがかりの人がずっと見てて・・・(笑)。
若奥様:
友達に家の場所を教えるときも、「交差点のところに建ってる『木の家』やで〜」っていえばすぐ分かってくれるんです。
山本:
あと、こうしておけば良かったというところはありますか?
ご主人:
2Fに洗面スペースをつくってもらえばよかったね。トイレはあるけど、ちょっと手を洗えるようなところがあれば・・・って家内と言ってたんですよ。
お父さん:
ただ実際に住んでみないと分からないことも多いからね〜。図面を見てても気付かなかったこともあるしね。
奥田・山本:
本日は貴重なご意見をたくさんいただき、本当にありがとうございました。
(※1)厚さ37mmもの軽量気泡コンクリートを構造用合板で挟んだサンドイッチ複合パネル。床面の水平剛性・構造強度を高めるとともに、木造住宅では困難とされていた重量床衝撃音の軽減に成功しています。
(※2)





