安全・安心・快適を守る:「重量木骨の家」高耐久・高耐震性が証明されました

世界有数の地震災害大国である日本。
この1年間を例にとっても、「新潟県中越地震(震度7)」、「福岡県西方沖地震(震度6弱)」、「千葉県北西部地震(震度5強)」等の建物倒壊・人的被害を伴う大型地震が起こっており、今後数十年以内にも「東海地震」をはじめとした大規模な地震が発生する恐れがあると言われています。
私たちが手掛けている「SE構法」の家は、1995年の「阪神淡路大震災(震度7)」を教訓に開発された、木造最強性能を誇る構造を実現した住宅。すべての建物に国土交通省認定の専用プログラムによる構造計算を実施し、その安全性の高さ、優れた耐震性・耐久性を数値的に立証しています。実例としては、昨年10月に起こった新潟中越地震の後に、(株)NCNが震源地近くに建てられたSE構法の住宅の状況調査を行ったところ、躯体の損傷・ゆがみ等の被害は確認されず、その安全性が実証されています(資料5:「新潟県中越地震のSE構法現場レポート(NCN提供・PDFファイル)」)。
これまで実際に住まれているお客様から、「建物がしっかりしていて安定感がある」、「地震の時でもあまり揺れを感じなかった」などの貴重なご意見を頂いていたのですが、ある日、社長の福田から「うちらの建てている木の家の耐震性能って、数値的にはどうなん?!ちょっとデータ測定してみよか!!」という鶴の一声。
早速、9月中旬に完成したばかりのコンセプト住宅「THE COURT新石切」モデル棟にて「動的耐震診断(どうてきたいしんしんだん)」を実施。その耐震性能を科学的に調べてもらうことになりました。
「動的耐震診断」とは、建物に設置した機器で小さな地震を起こして揺れを計測、その建物が震度(※資料1)いくつの地震まで安全性が高いかを推測する診断方法。木造住宅の耐震性を判断する上で最も重要な、「建物全体の硬さ(=揺れやすい建物かどうか)」と「建物各部の硬さのバランス(=揺れ方のバランス)」が数値的に表されます。
■地震の揺れの強さを表すには?(資料1)
地震の揺れの強さを示すのに一般的に使用されているものとして、気象庁が発表している「震度階級」があります。しかし、これは診断結果として表示するには大まかすぎること、また約400gal以上の全ての地震が"震度7"と表示されることから、動的耐震診断では地震の揺れの強さ(加速度)を示すものとして「gal(ガル・cm/s2)」を用いています。(※下の表は加速度と震度等級との関係を表す)
また、地震の規模を表すのに「マグニチュード」という単位が使われます。「マグニチュード」は地震そのもののエネルギーの大きさを表すもので、「加速度(gal)」や「震度階級」は調査地での揺れの大きさを表すものです。ちなみに阪神淡路大震災の地震の規模はマグニチュード7.2、震源から約25km離れた神戸海洋気象台では818galの揺れを記録しています。
(資料1)
■動的耐震診断結果グラフの見方(資料2)
下は想定地震における地表面の揺れの大きさと、建物の耐震性能を比較した「診断結果グラフ」の見方を表しています。各測点での耐震性のレベルは青→黄→赤の3段階で示されます。
青色:安全性高い
黄色:損傷の危険あり
赤色:大損傷の危険あり
(資料2)
■・・・そして「THE COURT新石切・モデル棟」の耐震性能は?!(資料3)
動的耐震診断テストの結果、ほとんどの測点で青色の「安全性高い」と解析されています(※木造3F建ての住宅としては驚異的な結果です!)。また、阪神淡路大震災(818gal)と同等の揺れが起こっても建物の軽微な損傷程度にとどまり、倒壊の可能性は低いと推測されます。
このデータから、「THE COURT新石切」はバランスのよい、優れた耐震性能をもつ住宅と判断されました!!
※より詳しい診断結果は、PDFファイルにてご覧いただけます(資料4:「THE COURT新石切:耐震診断報告書」)。
(資料3)
■動的耐震診断テストの様子








