「大きな吹抜けと無垢パインの家」 奈良市O様の声
新しい家々が立ち並ぶ、奈良市・学園前の静かな住宅街。
その中でもシルバー色のスパンドレル(ガルバリウム鋼板)、真っ白な塗り壁とレッドシダー(米杉)のコントラストがひときわ清々しい、四角い「箱」型の家がO様ご一家のご新居です。
大阪ガスハウスネットのネットワークを通じて、家づくりのお手伝いをさせていただいたOさんと久しぶりにお会いしたのは、お引越し後ちょうど3ヶ月が過ぎ、新しい生活にもそろそろ馴染んでこられた頃。
初めての夏が終わり、天然の節目が美しい無垢パインのフローリングにも少しずつ味が出てきた、1Fリビングから続くダイニング・スペースで色々とお話を伺いました。
ご家族構成: ご夫妻・息子さん・娘さんの4人家族
お引渡し日: 平成17年5月
インタビュアー: 辻本・山本
辻本・山本:
Oさん、お久しぶりです!5月下旬のお引越しからもう3ヶ月になるんですね〜。
新しいお家の住み心地はいかがですか?
ご夫妻:
いいですよ〜!毎日快適に暮らしています。
辻本:
今年の夏も暑かったですよね・・・Oさんの家は当初から「高気密・高断熱」を意識した仕様・設計になっているんですが、住んでみて何か効果を実感されましたか?
奥さん:
う〜ん、真夏だし・・・やっぱり家の中も暑いのは暑いんですけど(笑)。
でも西日がきつくなってきた頃に、ちょっとエアコンつけ始めるくらいで大丈夫でしたよ。
ご主人:
エアコンもそんなにガンガンかけなくてよかったね。いつも26〜27℃くらいにしてたね。
奥さん:
吹抜けが大きいからエアコンの電気代がちょっと心配だったけど・・・前の家と実際そんなには変わってないんですよ。
ご主人:
でもね、思っていた以上に夏の西日が強かったんで、来年の夏は(リビング外の)ウッドデッキのところにオーニングとかつけようかな・・・って考えているんですよ。
辻本:
いいアイデアですね。西日が入る・・・ということは、逆に冬は部屋の中すごく暖かいですよ、床暖房だけできっと十分ですよ。
Oさんのリビングは無垢のパインフローリングなので、合板フローリングに比べてちょっと暖かくなるのに時間はかかるかもしれませんけど、蓄熱性がいいので床暖房を切ってからもずっと暖かさを保ってくれますよ。
床暖リモコンのタイマーをうまく活用して、ちょっと早めの時間にオン・オフするよう設定するといいですよ。
ご夫妻:
ああ〜、なるほどね。
辻本:
今日久しぶりにOさんの家にお伺いして改めて実感したんですが、このリビングは・・・やっぱり昼間はすごく明るいですね!逆に夜は暗く感じられることはないですか?
スポットライトとか、間接照明中心の照明計画になっているんですが・・・。
ご主人:
いや〜、意外なほど明るいですよ。全部の照明使ってないですもん。
あの(吹抜け上部を指差しながら)ブラケットとかほとんど点けてませんし。
山本:
ああ〜そうですか!すごく大きな吹抜けだから、お打合せのときにも「(照度を確保するために)スタンドライトなどを併用されるといいですよ」とお話ししていたんですよね。
でも、今もう夕方近いですけど、外からの光が白い壁に映えて、本当に明るく広々としていますね。
辻本:
Oさんの家の初期プランニングは、代表の福田がさせていただいたんですが、間取りや外観を決める際にまずご希望されたこととか、何か印象に残っていることはありますか?
ご主人:
う〜ん・・・とにかくね、部屋が細かく区切られているんじゃなくて、「大きな空間」が欲しかったんですよ。
これまで住んでいたアパートがちょこちょこ小さな部屋に分かれているタイプで・・・そんなんじゃない家にしたかったんです。
山本:
外壁の「スパンドレル(ガルバリウム鋼板)」張りや、玄関ホール〜廊下の「回遊動線」も当初からのご希望でしたよね。
ご主人:
そうですね。回遊動線は奥さんがすごく気に入ってましたね。
奥さま:
お友だちがよく家へ訪ねてきてくれるんですけど、みんな玄関ドアを開けてまず、「すごく広〜い!」って、びっくりしてくれます。
辻本:
外壁のスパンドレル張りは、僕もずっと前から一度はやってみたいと思っていたんですよ。
やっぱりOさんの家のような間口の広い「箱型」の建物にはすごくよく映えますね。
あと、奥さまがアイデアをくださった洗面室の壁面収納(※引き戸の戸袋部分の壁厚を収納スペースとして有効活用している)!あれはデッドスペースの有効活用案として大成功でしたよね。
奥さま:
ああ〜あれはね、お友達の家で見たものがヒントになって・・・最初の社長さんとの打合せの時にちょっとお願いしてみたんです。
辻本:
僕ら設計が水廻りをプランニングするとき、どうしても洗面脱衣室というのは1坪サイズ(1820mm×1820mm)がモジュールという既成概念があって・・・でも、その四方の壁に廊下側からの木建具や浴室への入口、洗面化粧台、窓に洗濯機置き場なんかを配置すると、あっという間に壁が埋まってしまうんですよね(笑)。
実際に使う立場になると、ちょっとタオルやパジャマなんかをしまっておく収納スペースがあれば絶対に便利なんですよ。
ですから・・・あの時奥さんからヒントをいただいて、本当に「目からウロコ」でしたね。
これから他のお家でも使わせてもらおうと思ってます(笑)。
ご主人:
そうそう、確かにあれはすごく便利ですね。
あの収納スペースがなかったら、きっと引っ越してから何か既製品の棚を買わなければならなくって、せっかくの洗面室が狭くなっていたでしょうね。
山本:
奥さんが希望されていたダイニングのガラスの飾り棚、すごく素敵に食器をディスプレイされていますね〜。
奥さま:
そうなんです〜!前の家では箱に入れてしまいっぱなしだったから、引っ越してこんな風に飾れるようになったのがうれしいですね。
辻本:
この壁面埋め込みの飾り棚は、大工さんや職人さんからも「かっこいいの出来たなあ」ってすごく好評でしたよ。
逆に「ここはこうしておけばよかったなあ・・・」と引っ越してから思われるところはありますか?
奥さま:
う〜ん質問の答えとちょっと違うんだけど・・・吹抜けだから声が意外なほど響くんですよね〜(笑)。
2Fの私たちの寝室は吹抜けに面しているので、休みの日にゆっくり寝ていたら、先に起きて1Fにいる子供たちの声で目が覚めちゃって。
だからご近所にも聞こえているんじゃないかって、最初はヒヤヒヤしていたけど・・・お隣の人に聞いたら「いや?!全然ですよ!!」って答えが返ってきて(笑)。
ご主人:
そう?!ついこの前に僕が家に帰ってきたときは窓が開いてて、子供らの声が外に丸聞こえで結構うるさかったよ(笑)。
辻本:
(爆笑)吹付けの断熱材はボードや柱の隙間を埋めるように発泡するので、気密性が高いんです。
室外からの音を遮断するのと同時に、室内の音を外に漏らさない、防音効果もあるんですよ。
山本:
無垢のフローリングのお手入れはどうされているんですか?
合板フローリングと比べて、お掃除が面倒なことはないですか?
奥さま:
ふだんはね〜片手に雑巾、もう片手に洗剤を持って、はいつくばって掃除しています。
前の家と比べてずっと広いから、今日はこっち、明日はこっちという感じでね。
あっそうそう、引っ越してすぐ膝の皮が剥けちゃったんですよ(笑)。
辻本・山本:
ええっ?!
奥さま:
あの頃はね・・・もう〜子供たちが目を放すと、すぐクレヨンとかであちこちに落書きしてて!!
毎日子供らの後を追っかけながら、掃除してましたね(笑)。
辻本:
(笑)無垢のフローリングのいいところは、どうにもとれない汚れや傷がついてしまったら、サンドペーパーをかけたり、最終手段では削ったりできるところなんですよ。
削ってすぐは新しい木が見えるからちょっと目立つんですけど、年数が経てば周りと自然に馴染んでしまうし・・・合板のフローリングだと、こうはいかないんですよね。
奥さま:
うちは無垢フローリングは1Fだけで、2Fは合板フローリングを張ってもらったんだけど、やっぱり感触が全然違いますね。
合板フローリングの方が冷たい感じがして、無垢の方が落ち着くというか・・・。
山本:
無垢のフローリングだと、歩いたときに足への当たりがすごく柔らかいですよね。
ご主人:
あと・・・シナベニヤで作ってもらったリビングの家具やベンチ収納もよかったね。
奥さま:
今はほとんどおもちゃ置き場になっちゃってるんですけどね〜。このベンチ収納は3つに分かれるように作ってもらってるから、最近は別々に置いて使ってるんですよ。
山本:
リビングの階段はいかがですか?スチール手摺りで下がよく見えますけど・・・お子さんのKくん・Rちゃんは階段の上がり降りを怖がったりしてませんか?
ご主人:
いや〜全然大丈夫ですよ。ときどき階段の途中から、(下に置いてある)ソファーにダイブしたりしてるしね(笑)。
辻本:
ええっ、そうなんですか?!小さいお子さんがいらっしゃるお家では、安全対策として、手摺りにネットを取り付けてらっしゃることが多いんですよ。
ホームセンターでも手に入るし、取り付け・取り外しも簡単なので、子供さんが大きくなるまでの一時的な対策としてよくお勧めしています。
山本:
ウッドデッキは活用されていますか?今みたいに窓を開け放すと、部屋とデッキがひとつづきになって・・・すごく広々としていますね。
奥さま:
もうね、デッキはすごくいいですよ〜!!子供たちは外と内の境目が今ひとつないのか、部屋の中からすぐ裸足のままで飛び出ていっちゃうんですけど(笑)。
辻本:
(キッチンに立っている奥さまに向かって)キッチンの使い心地はどうですか?
通常よりキッチンと背面の食器棚・レンジ台スペースとの間隔をゆったりめにとっているんですけど・・・作業しにくいことないですか
奥さま:
ああ〜そんなことないです、ないです。前の家に比べたら、もうキッチンは本当に使いやすくて大満足です。
キッチンとリビングの間の壁にスリット穴を開けてもらったおかげで、家事をしながらでも向こうにいる子供たちの様子が見れるしね。あれはやってもらってよかった!
あとはね・・・土のままで残してもらっている裏庭を、これからどんな風にしようかなあって思ってるんですよ。
辻本:
お打合せ当初は、裏庭にもウッドデッキが欲しいっておっしゃっていましたよね。
ご主人:
そうですね。やっぱり将来はこっち側にもウッドデッキが欲しいと思っているんですよ。
そんなに大きくなくてもいいから・・・ダイニングの掃き出し窓からそのまま出れて、ちょっと縁側みたいに腰かけることができればね。
正面のウッドデッキのところのオーニングと併せて、また相談にのってください。
辻本:
オーニングは(風であおられないように)建物側への取り付け方法も、しっかり検討しなければなりませんね。また、監督の森下にもよくよく相談しておきます。
本日はお忙しいところ、長時間ありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします。
ご夫妻:
こちらこそ!今度は社長さんや森下監督さんも、ぜひ一緒に遊びに来てくださいね。





