地下室+吹抜け+スキップフロアのある家
にぎやかなターミナル駅から歩いてすぐ、1日中車や人が行き交う大通りのすぐ裏手に建つ【地下室+吹抜け+スキップフロアのある家】。
これまで私たちが手掛けた住宅の中でも、最も狭小間口の細長い敷地(間口3.8m×奥行き18m)を活かした、シンプルな箱型の家です。
外観は杉の横格子が印象的なナチュラル・モダンデザイン。
3方を隣家に囲まれている住宅密集地ということもあり、外部からの視線を柔らかく遮りながら、心地よい光と風を室内に採り込むことができるよう工夫しました。
「あまり空間を仕切らず、共有スペースを活かしながら広々と暮らしたい」という、施主・Sさんのご希望のもと、室内は2FのワンルームのLDKを中心とした開放的なオープン・プラン。
スキップフロアで十分な天井高を確保したダイニング、らせん階段のあるリビングは吹抜けの高窓から空へと視線が抜け、実際の面積以上の空間の広がりを感じさせます。
木目が美しく素足に優しい杉の無垢フローリングに、オリジナルデザインの造作キッチンや製作家具。ビルトイン・ガレージにウッドデッキのインナー・バルコニー、すっきりとシンプルに仕上げた室内ドア、たっぷりの収納スペース・・・
制約の多い建築条件の中で、家族が快適に暮らすための空間づくりにこだわったSさんの家。
明るい光と爽やかな風に満たされた、自然素材の温もりあふれる住空間が生まれました。
●S様邸(大阪市阿倍野区):夫婦2人+子供2人
●延床面積:144.21㎡(43.62坪)
●建築面積:49.27㎡(14.90坪)
●敷地面積:70.44㎡(21.31坪)
●竣工年月:2008年6月
●建築概要:SE構法「重量木骨の家」3階建て+地下室
●設計監理:(株)福田工務店
●協力:家づくりサポート事務局・ハウスネット
←建物間口が3.2m、奥行きが15.5mの細長い箱型の家。2Fリビングは吹抜けのある、ワンフロア・ワンルームの開放的な空間。
ダイニングの造り付けカウンター・テーブルでくつろぐ、施主のSさんご家族。ホームパーティーの時は最大10人が座れる3.3mの長さ。→
←ステンレスでシンプルに仕上げたオリジナルの造作キッチン。よく使う食器やグラス類はダイニングのテーブル下に収納する。
シナ合板で製作したリビング壁面の3枚片引き戸。スライドすると、ランドリー(洗濯機コーナー)と娘さんのエレクトーンが現れる。→
来客時には引き戸を閉め切るとすっきりと目隠しできる。ランドリーのすぐ横にはサービスバルコニーと直結した洗面室があり、洗濯物を抱えての移動も便利。→
←実験用シンクを組み込んだ洗面カウンター。造り付けのキャビネットで収納も十分確保した。雨の日には室内に洗濯物が干せるよう、天井に金具を取り付けた。
リビングと3Fをゆるやかにつなぐ白いらせん階段。踏み面には杉板を張ってナチュラルな雰囲気に。→
←吹抜けに面した3Fスタディコーナー。親子で並んで宿題やパソコン、読書をすることも。
3F子供室はIKEAの2段ベッドで間仕切って使う予定。天井に張ったブルーグレーのクロスには夜になると星空が浮かぶ。→
←十分な奥行きをとった1F玄関土間。手前右の飾り棚は小さなギャラリーとして使う。奥さまからのリクエストで設けた足湯コーナーは友人たちが集まるコミュニティ・スペース。
大容量のシューズ・クローゼット、どこに何がしまってあるのかひと目で見渡せる。玄関土間/ホールの両方から直接入ることができる便利な回遊プラン。→
←地下室は主にTVゲームを楽しむプレイルームとして使用。壁は施主・Sさんのご主人のDIYによる珪藻土仕上げ、コテの跡も表情豊か。
細長い箱のようなSさんの家。杉の横格子がシンプルな外観のアクセントに。→





