中庭に光と風が満ちる、音楽室のある家
北摂の静かな住宅街に建つ【中庭に光と風が満ちる、音楽室のある家】は、建物の真ん中に設けた中庭を囲むように部屋をゾーニングしたコの字型のプラン。
住宅密集地ということもあり、「プライバシーを守りつつ、採光や風の流れを確保すること」がプランニングの大きなテーマ。
周囲からの視線を気にすることなく、光や風をたっぷりと室内全体に採り込むことができるよう配慮しています。
中庭と吹抜けに面して大きな窓を設けることで、外部に視線が抜け、部屋の中と外がつながっているように見える効果が。
室内に居ても青空や雲を近くに感じ、開放感と空間の広がりを存分に楽しむことができる、明るく心地のよいプランです。
また、ご主人がTVゲームのサウンド・デザイナー、奥さまがバイオリンの先生と、ともに音楽関係のお仕事に携われている施主のWさんご夫妻。
玄関を入ってすぐの部屋は、音響専門家による防音設計に基づき施工した音楽室。お引っ越し後は、奥さまがご自宅で音楽教室を開かれています。
レッスンの合間には中庭の風景を眺めたり、向かい側の子供室で遊ぶ小さな娘さんと手を振り合ったり・・・。
各部屋が独立した雰囲気をもちながらも、中庭を中心に家族と毎日の暮らしが緩やかにつながるよう工夫されています。
●S様邸(大阪府豊中市):夫婦2人+子供1人
●延床面積:111.80㎡(33.82坪)
●建築面積:60.34㎡(18.25坪)
●敷地面積:148.02㎡(44.78坪)
●竣工年月:2007年12月
●建築概要:SE構法「重量木骨の家」2階建て+ロフト
●設計監理:(株)福田工務店
●協力:家づくりサポート事務局・ハウスネット
中庭/インナーバルコニーを囲むようにゾーニングされた室内空間。心地よい光と風が1日中室内を満たし、開放感と空間の広がりを感じさせる。→
←ダイニングのロフトスペースから見下ろす。吹抜けを照らす白熱灯の柔らかな光がしっとりと落ち着いた雰囲気。
ロフトは畳敷きでごろりと寝転がれるように。ご主人と愛娘のSちゃんが、よく2人で並んで本を読んでいるそう。→
←ロフトスペースへ続く箱階段はSちゃんも大のお気に入り。しっかりと固定してあるので、1人で上がったり降りたりも平気。
インナーバルコニーを挟んで、ダイニングの向かい側にゾーニングされたリビング。勾配天井でとても伸びやかな空間。→
←家族がくつろぐ場所(リビング)と食事をする場所(ダイニング)をあえて分けることで、いっそうリラックスした雰囲気が高まった。
←奥さまが音楽教室を運営している1Fの防音室。壁に張った杉板は、Wさんがご自身で自然塗料を塗って仕上げられた
玄関ホールは音楽教室の待合スペースも兼ね、広く土間をとった。写真立てや小物をディスプレイするギャラリーコーナーも設けている。→
玄関を入ると目の前に広がるタイル張りの中庭。春になったら大きなシンボルツリーを植える予定。→
←白い塗り壁にダークブラウンの杉格子が映えるシンプルな外観。夜は格子のすき間からあたたかな光がこぼれる。
杉板を張った門扉にマリンランプ、リュウノヒゲを植え込んだガレージの土間。エクステリアもシンプル&ナチュラルな雰囲気に仕上げた。→





