イメージ/家づくり

ずっとともに 私たちの家づくり

私たち福田工務店が目指すのは、特別でも個性的でもなく、お客さまと共につくりあげる家。
求めるのは、空間の気持ちよさ、暮らし心地のよさ、大らかさのある器。

そんな私たちが考える家づくりのポリシーについてお話します。

1:木のいえと無添加な素材にこだわる

私たちは木の家づくりが大好きです。
木はおおらかで、包み込むようで、癒やされて、些細な傷も味わいに変える包容力がある。
何より、人に近い「家」において、木は理屈抜きでいい。

しかし一方で、木の家には弱いイメージがつきまとうかもしれません。
これまでに建てられた木造住宅は、大地震の度に大切な人命や財産を奪ってしまいました。
またそのような被害の度に、耐震基準が見直されてきたという事実があります。

木の癒しと鉄の強さを併せ持つSE構法が基本

地球の陸上面積の0.25%しか占めていない我が国で、世界で起きるマグニチュード6以上の大地震の22%が集中しています(書籍「家、三匹の子ぶたが間違っていたこと」より)。
そんな、世界でも類をみない地震国に住まう私たち。
残念ながら、大地震はいつかは起きてしまうもの・・・という認識が必要なのかもしれません。

記憶に新しい1995年の阪神淡路大震災を教訓にして、その2年後に生まれた一つの木構造があります。
日本で初めて国土交通大臣の認定を取得し、構造計算が可能となった木造システム。
それが、SE構法〈Safety Engineering=工学的で安全な構法〉です。
大地震の度に繰り返される惨事に終止符を打つため、私たちはこのSE構法でつくる住宅を基本理念としています。
SE構法

そんな私たちの家づくりの根幹を成すSE構法ですが、用いられる原材料のほとんどが輸入材です。
国産材によるSE構法の開発も進められていますが、まだまだ強度やコストの両立、生産体制の整備等の課題が多いのが実情です。
このように構造材をすべて国産材で調達できないこともあって、内装に用いる材料には「国産」且つ「無添加」にこだわっています。
※スペシャル・レポート「重量木骨の森をたずねて」はこちらから

床材に用いる徳島産杉のフローリングや足場板

私たちが標準採用している床材は、180ミリ幅(足場板は200ミリ幅)で30ミリ厚、長さは4メートルもあります。
「なぜ30ミリもの厚みが必要なんですか?」と聞かれることがありますが、それは、厚みが薄いと反り返ったりするから・・・という理由のほか、この厚みがもたらす幅の広さが「ざっくりで大らか」な印象を与えてくれること・・・これに尽きます。
その他にも、薄いものに比べて踏み心地が柔らかくなること、棚板や枠などに転用できて無駄がなく質感の統一が図れること、低音域の遮音性能が高いことなどがメリットとしてあります。
コストに関しては通常に用いられる15ミリ厚・100ミリ幅程度の床材と比べるともちろん高くなりますが、厚みも幅も約2倍だから約4倍の価格になるわけではありません。
国産、厚い、幅広というだけで高価なイメージを持たれがちですが、時間が経つごとに風合いが増していく無垢材の大らかさと包容力は、何もにも代えがたいものがあります。
足場板のフローリング

壁や天井に用いる高知産漆喰(無添加漆喰)による左官仕上げ

もともと日本の住宅や建物の壁は、土や漆喰(しっくい)で塗られていました。
漆喰は、消石灰に麻スサやのり(ぎんなん草)などを混ぜた 自然の塗装材です。
化学式で表せば、水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が空気中の二酸化炭素(CO2)を吸収して、CaCO3の石灰岩になります。
石灰石ですから、耐火性・耐久性に優れていて、古くから城や土蔵にも使われてきました。
このような合理性を持っている漆喰ですが、調合や現場での水塗りなどの手間と時間がかかるために、住宅の工業化と共に、建材としての利用されるケースは減っていきました。
事実、私たちの手掛ける平均的な規模の住宅でも、10台ほどの除湿器(6帖あたり1台)を用いて、1週間程度の除湿作業が必要になる程、大変な手間と工期を必要とします。

しかし、漆喰は吸湿・放湿性に優れた特性をもち、家の中の空気を浄化してくれますし、最近ではタバコの臭いやヤニの汚れが付着しにくい特性を持っていることが分かってきました。
しかも、柔らかな光の反射ときめ細かい独特の質感。
私たちの家づくりでは、内装の壁と天井全てにわたってこの〈無添加住宅オリジナル漆喰〉を使用しています。
無添加漆喰の壁

このように、個人にとって重要な財産である住宅は、貴重な社会資産でもあるという観点から、私たちの家づくりは構造の安全性を最優先し、個人的・社会的資産としてのロングライフを追求しています。
同時に、新築時の見た目はきれいでも、そこから「劣化」していく新建材ではなく、傷や汚れがついても、温かくて優しくて、年月が経つごとに愛着のわく無垢で無添加な材料で家づくりをしたいと考えています。

2:安全と安心の性能、デザインの両立にこだわる

建物の性能を追求するがあまり、デザインや快適性が損なわれたり、またその逆のアプローチも避けなければならないと考えます。
私たち福田工務店は、ハードウェアがもたらす「安全と安心の仕組み」と、「廃れないデザインと快適で機能的な空間」とが、ごく自然に成立している家づくりを目指しています。

安全と安心の仕組みを追求する

■一邸一邸の耐震性や耐火性の解析、冷暖房負荷計算のシミュレーションを行い、設計段階で建物の基本性能を確保します。
  • ・耐震性能〈SE住宅性能報告書〉
  • ・耐火性能〈燃え代構造計算、重量木骨の家専用火災保険〉
  • ・断熱性能〈Q値計算と年間冷暖房負荷計算書〉

■設計性能を確実に実現する為、当社SE施工管理技士と第三者検査機関によるダブルチェックの工事監理を行います。
  • ・瑕疵保証〈構造・雨漏りの10年保証〉
  • ・地盤保証〈不同沈下の20年保証〉
  • ・住宅性能表示〈住宅の10項目の性能を客観的に表示〉

■SE構法による長期優良住宅の普及に取り組み、資産価値の衰えない家づくりを実践しています。
  • ・長期優良住宅の認定〈「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の適用認定〉
  • ・移住・住みかえ支援適合住宅制度〈移住・住みかえ支援機構による戸別認定〉
SE構法の構造

この他にも、確実に工事の完成をお約束する「重量木骨の家・住宅完成保証制度」や、フラット35利用時の中間金などのつなぎ融資の心配が不要な「重量木骨の家・建築資金融資プラン」など、さまざまな安心の仕組みをご用意しています。

デザイン性と快適で機能的な空間を追求する

次に、私たちは一過性で表面的なデザインを求めるのではなく、機能美を追求する設計を目指しています。
例えば、私たちが設計に取り組む際のコンセプトの一部を紹介します。

  • ・意匠性と機能性のベストバランスを常に追求する
  • ・住み手の視点に立って、生活動線を徹底的にシミュレーションする
  • ・面積の大小に関わらず、空間を豊かにするための断面設計を行う
  • ・何LDKという発想にとらわれず、家族の気配が感じられる空間を構成する
  • ・外部を取り込んだり、敷地と建物の間を活かしたりする工夫を織り込む
  • ・日常の中に非日常の空間を融合させ、CAFEのようにくつろげる空間を提案する
  • ・年月が経つほどに味が出てきたと思える素材選定と普遍的な意匠設計を行う
  • ・GREEN(緑)とWOOD(木)とIRON(鉄)をモチーフにした内外装デザインを提案する
  • ・隠す収納と見せる収納を明確にして、施主の生活スタイルに合わせた収納計画を行う
  • ・廊下を極力廃止し、必要な場合でも単なる通路としないプランニングを行う

また、快適性と省エネルギーの両立を図るため、以下の事項にも取り組んでいます。

■パッシブデザイン要素を検討する
  • ・建物そのもののあり方によって、自然エネルギーを活用、調整させる為の手法を導入します。
  • ・方位や敷地の周辺環境によって影響を受けやすい要素などを十分に検討します。

■自然エネルギー利用設備の導入を検討する
  • ・太陽光発電設備や太陽熱給湯設備の導入は省エネルギーに大きく寄与します。
  • ・パッシブデザイン要素の検討を十分に行った段階で、こうした設備の導入を検討します。

■高効率設備の導入を検討する
  • ・高い効率をもった設備の導入も省エネルギーに大きく寄与します。
  • ・空調システムや各設備の効率に対する知識を十分にもちながら、適切な設備の選択や提案を行います。
パッシブデザインの家

ぜひ一度、「安心で安全な仕組み」と「デザインと快適で機能的な空間」が両立した私たちの家づくりを、現場見学会で体感してみてください。

3:永く愛着がもてる仕組みにこだわる

これらからは、「つくっては壊す」のではなく、「いいものをつくり長く大切に使う」時代です。
長期優良住宅の考え方が広まるにつれ、家は「資産価値」として捉えられるようになってきました。
しかしながら、いくらハードとしての要求を満たしていたとしても、ライフスタイルの変化に対応できなかったり、メンテナンスが容易でなかったりする家に、住み手が愛着を持てるはずもありません。
私たちは、設計の段階から「スケルトン」と「インフィル」を分けて考えることによって、愛着を持って永く大切に住み継いでいける家づくりを提案します。
※スケルトン:構造・基礎・外壁・屋根(家の強さ、断熱性などの基本性能を決める部分)
※インフィル:間仕切り壁・設備・内装・仕上げなど(ライフスタイルを決める部分)

空間の可変性を考慮する

柱と梁で支える準ラーメン構造のSE構法が生み出す空間は、耐震壁を外壁側に設定できることで、間仕切り壁の制約をうけない自由な空間が特徴です。
ワンルームのまま広く贅沢に使ったり、部屋を分けて使うことも、その時その時に必要な空間をいつでも手にいれることが可能で、家族構成が変わったり、将来のライフスタイルの変化にも対応できる柔軟さを備えています。
スケルトンインフィルのイメージ

構造の耐久性を確保する

厳密に構造計算された基礎と構造躯体。SE構法指定プレカット工場で品質管理された構造用集成材とSE金物は、高次元の精度と100年以上の耐久性を持っています。
また、基礎と柱脚金物で直結した通し柱や、柱や梁の接合部の金物を留める緩み止めナットなど、建てた後に目にしにくい箇所において、地震国に建つ木構造の耐久性を保つための様々な工夫が行われています。
SE金具

取り替え可能な設備配管

排水管は長年の使用で詰まったり劣化しやすい部分の一つですが、これまでのほとんどの住宅では、建物の基礎を貫通して外部に接続されています。
SE構法による長期優良住宅においては、この配管を基礎に埋め込まないスリーブベンド管(さや管)とヘッダー方式を採用していますので、定期的なメンテナンスや排水管の交換も容易に行うことが可能です。
スリーブベンド管

将来にわたり調達可能な材料選択

住宅そのものが長寿命になった今、新築時に用いたフローリングや内装の材料は、何年後であっても手に入らなければなりません。
自然素材による材料は、工業製品や新建材のように生産中止や廃番などということがなく、将来の間取り変更やリフォーム、補修の際でも安心です。私たちが、インフィル部分に自然素材を用いる理由はここにもあります。
イメージ/自然素材

設計図書や工事の履歴を保存する

地盤調査報告書や基礎と躯体の構造計算書の他、実施図面や設備図面の一式をデジタル化して保存・共有する仕組みを進めています。
また、スケルトン部分(構造や防水)の定期的な点検の結果と、インフィル部分(設備や間取り)の補修履歴を記録・保存する「住宅履歴書」の有無が、住宅を資産として売却される際の重要な査定ポイントになります。
SE構法性能報告書
この他にも、当社独自の仕組みとして、お引き渡し後の定期点検(6ヶ月目・1年目・2年目・5年目・10年目)、ガーデン&リフォーム事業部〈ma+design〉による入居後のご提案、併設SHOP〈8 HATI〉の特典のご案内や、OB様プレミアムイベントへのご招待など、お引き渡し後もずっと変わらないお付き合いをさせていただきます。